大切なビジネスパートナーの皆様と公正・透明で適正な取引を基本に、
誠実で健全な企業運営に努めています。
本社で行われた「Pentel Asia Meeting 2014 Tokyo」
ぺんてる新製品発表商談会
「幸和会」勉強会の様子
原材料から製品として完成し、お客様の手に渡るまでには、多くの関係企業の協力が必要です。当社は、ビジネスパートナーの皆様と深い信頼を築き、共存共栄を目指し取り組んでいます。
■お取引先様とのコミュニケーション
当社の製品は、代理店様や販売店様を通して、お客様へお届けしています。
これらのお取引先様と、より強固な関係を築き一体となって市場を創造するため、文具見本市への参加や店頭デモ販売など多くのイベントを定期的に開催しています。
国内のお取引先様向けには、毎年、「ぺんてる新製品発表商談会」を開催し、新製品に関する情報や販売方針を共有しています。
海外グループ各社では、アジア、ヨーロッパ、アメリカなどブロックごとに、お取引先様向けに、当社の姿勢や取り組み、新製品の紹介や製品知識などに関する講習会を開催しており、信頼関係の強化に努めています。
ぺんてる新製品発表商談会
「Asian Meeting 2018 Tokyo」でのワークショップ
■協力企業様とのパートナーシップ
茨城工場では製品組立工程を委託している協力工場様を「幸和会」と称し、定期的に品質管理や工程管理についての勉強会を実施しているほか、計画的に異業種の工場見学や外部セミナーなどに参加し、一体となって改善活動を推進しています。
この「幸和会」は、創業者「堀江幸夫」の「品質」に対する思いを受け継ぐため、「幸夫」の「幸」の一字と、お互いの調和と相互理解を深め成長することを目的に命名され、2020年で34年目を迎えます。今後も当社と協力工場様が切磋琢磨し、共存共栄を目指し取り組んでいきます。
「幸和会」勉強会の様子
JHS 部門 全日本選抜QCサークル大会
工場部門を中心にQC(Quality Control=品質管理)教育の実践の場として、1965年よりQCサークルによる改善提案活動を推進しています。2020年度は、吉川工場13サークル、茨城工場37サークルの計50サークルが活動しています。QCサークルの全国大会や関東大会、茨城地区、埼玉地区でも自動車や電機メーカーに混じって金賞を受賞しているほか、出場回数でも上位に名を連ねています。
JHS部門 全日本選抜QCサークル大会
吉川工場QCサークル
「安全・6S・環境・節電ポスターコンクール」作品
マラソン大会にくれよんの仮装で参加する従業員
サークル活動(バスケットボール)
再雇用者数推移
■ワーク・ライフ・バランスの実現
仕事と家庭を両立させるためには、所定労働時間の適正化はもちろん、部署や職種にとらわれずに制度を活用できる環境づくりが大切です。
現在、産休・育休取得率は、およそ100%となっており、さらに職場復帰後も、約半数以上の方が育児のための勤務時間短縮制度を活用しています。介護休職については、要介護状態にある家族を介護する必要があるときは通算93日まで取得することができます。なお休職中は、リモートアクセスサービスを通じて自宅からでも情報を共有するとともに、相談にも随時対応できる体制を整え、仕事と家庭の両立、働く環境の整備に努めています。
また、アフター5を充実させるために、社内のクラブ活動を支援しています。2020年度は、22クラブがさまざまな形で活動しています。また従業員個人参加で市民マラソン大会などにぺんてる製品の仮装で参加しており、ぺんてるらしさを発揮しています。このような活動が風通しの良い社内コミュニケーションの拡がりにつながっています。
マラソン大会にくれよんの仮装で参加する従業員
クラブ活動(バスケットボール)
■自己申告制度
会社と社員の相互理解を深め、公平性、納得性のある処遇の実現と、将来の自己実現の一助となるよう、自己申告制度を実施しています。面談希望者とは人事部門責任者が必ず面談を行い、仕事内容、能力開発、配置・異動に関する社員の意見や希望を人事部門に直接伝える仕組みがあります。
■定年再雇用制度
2006年度より定年退職者の再雇用制度を導入しています。2013年の高年齢者雇用安定法改正に伴い、希望者はぺんてるグループ内で再雇用されることとなり、2019年度は定年退職者のおよそ80%が再雇用制度を利用しました。定年後の生活の安定を図るとともに、長年当社で培った経験やスキルは技能の継承や後方支援などで活かされています。
再雇用者数推移
■海外トレイニー制度
海外トレイニー制度とは、企業の中で将来海外拠点に赴任する可能性の高い若手社員を選抜し、「トレイニー」として一定期間、自社の海外現地法人へ赴任させる制度です。当社でも海外出向者向けの研修制度と合わせて海外トレイニー制度を運用しており、制度利用者は将来の海外部門を担う人材として育っています。
労働安全衛生活動の推進による表彰
従業員の安全で働きやすい環境を確保するため、事業所ごとに安全衛生委員会を設置し、毎月のテーマを掲げて労働安全衛生活動に取り組んでいます。3工場については、特に機械などを扱う製造現場での取り組みに重点を置き、毎月工場巡回を実施し、危険箇所の是正に努めています。
最近では、安全衛生水準をさらに高めるために、労働安全衛生リスクアセスメントやメンタルヘルスの取り組み、また、健康診断結果に基づく有所見者への健康指導を行っています。今後も本社、3工場で相互に情報を交換し、労働災害ゼロの元気で健康な職場づくりを目指し、同活動を推進していきます。
労働安全衛生活動の推進による表彰